- 2014年 -
黒船祭 海上花火大会

日本煙火芸術協会 特別出品10号玉
-8出品のうち多重芯4玉抜粋-
昇曲付 四重芯菊先青光露
秋田県 小松忠二さん
昇小花 八重咲イルミネーション
静岡県 池谷博文さん
昇朴付 三重芯菊先オレンジ光露
山梨県 山内宏さん
昇曲付 虹の華
茨城県 野村陽一さん
観覧雑記
犬走島に仕込まれる『大玉サイト』を遠望(期待大☆)
75回大会(キリが良い?)からでしょうか・・今回は嬉しい内容変更が♪
・ヤツこと、海上スターマイン4台←3台(2004年以来)
・日本煙火芸術協会特別出品 尺玉(8組1発)←5寸玉(6組5発)
・最大玉 二尺←尺五寸(02年以来だと思うのですが15年振りだそうです)
単玉と連発のセット数を、パンフレット上で比較すると、昨年の大玉数に
芸協8発が足されて『20発←12発』、5寸以下は、215発←245発と芸協の
30発が引かれておりました。おーっ!とっても正確なパンフレットですね。

そんな喜びも吹き飛ぶくらいの、10m/s強の風が当日は吹荒れ意気消沈。
風上方向を犬走島の方までロケハンするも、なんだか見るとしたら気に
いらず・・人の目は写真より優秀という事で、写真は記録と割切り、主会場
で観覧を決めるも、軽量なアルミ三脚がカメラを載せないと浮く風は、過去
最悪級の強風。全く・・黒船祭の気象条件には、困る事が多いですね。

この花火大会、けっこう好きな大会なのですが、今回は愛情を持って・・
花火横丁の真骨頂(らしい)、辛口と妄想で手短にいってみましょう!

まずは『二尺』。せっかく二尺を揚げるのだから・・とう、プレミアム要素も
風で吹き飛んだのか『黒船ツウ』なら大方予想できる『芯レス金冠の浮』。
見事的中パチパチパチ・・って、おい!去年の尺五寸と何ら変わらないぞ。
何と言いますかココで出る大玉、やっぱり大人なのでやめておこう・・。

続いて『芸協玉』。遠くの尺か近くの5寸か・・これについては、みさご島で
7寸を出せばいいじゃん!と、意味不明の結論をいきなり書いておしまい。
じゃなくて、ラインナップに偏りとマンネリを感じるのですが・・。打揚げ3社
の玉で常にマイナス3組(イケないという訳ではないけど)、レギュラー化
や、大人の事情(最大限の柔らか表現)としか思えない出品・・等々。
旬の作品だとか、これは見ておきなさい的な作品、そんな玉に期待です。

良かったシーンも書きますと、全2回と寂しい回数の『水上扇菊』ですが、
『菊先彩色蜂』の水上・・扇にはなりませんが、面白く彩りも良いです。
これを連打したら、水上の新境地になり、面白そうじゃないかなと。

最後に・・みさご島の7寸や、通常尺玉のラインナップが悪化傾向の今回、
煮え切らない大会は、ラストの金冠連打という、最大の見せ場もちぐはぐ。
台船からのスターマイン打ち尽くし間際に、みさご島からやっと打ち始め
ちょこっと被っただけ。みさご島で打ち尽くし、再度仕上げの同時打ちか
と期待するも、やや間が空き犬走島から止め尺玉2発が出てTHE-END。
こういう風に変わったのか、連絡が悪かったのかは不明ですが、余りに
下田らしく無く、締まりも無いクライマックスには・・呆然としてしまいした。

そんなわけで・・色々書きましたが、批判では無く、期待しているからなの
だと、加筆して今回はこのへんで。乱文失礼いたしました・・
下田名物「海上スタ−マイン」 Shimoda specialty Yatsu 2014Version

下田港に「四匹のヤツ」が佇む光景(見辛いか・・)
『四匹のヤツ』・・2004年以来実に10年振りの増殖です!
02年の初観覧時には5匹で、その破壊力に圧倒され、4匹
となった翌年も、その荒ぶる姿は相変わらずで、敬意を表し
『ヤツ』と名付け、戦い続けて11戦目の嬉しいニュース♪

ただ・・4匹当時の戦い(撮影)は惨敗。相手にしてもらえた
のは、既に3匹に減った05年以降。しかも未だに『未勝利』
は続き、毎年何かしらのトラップを仕掛け、磐石の強さを
誇るるヤツ。今年は何と『1匹増やす』という、過去最大の
悪態をつき、復活するであろう『爆圧』で、地面でも揺らす
つもりか?勿論1匹分の掃射増は、威力露出妨害である。

日中から吹き荒れた強風も、ヤツタイムには凪ぎみとなり、
さあやってみろ!と言わんばかりの、試合開始前の状況。
時間が若干押した割りに、ファイナル冠タイムに被せる事
もなく、更に2尺を先出しさせ、ディレイタイムの神経戦を
仕掛ける。その手の作戦は効かないぜと、平常心で待って
いると、程なくトーチ点灯の警戒状態になり、試合開始。

作戦は4匹となり、より『集中する中層を救う』であり、中身
は出た所勝負であるから、後は運に任せるしかなさそう。
時限後、ヤツ3号(左から順)が吼え、それに3匹が追従。
荒ぶる音圧を体感させつつ、噴上げ直後から、小玉点滅
の光輝群上、更に点滅を多数配盛り、もう何だか分らない
豪爆の最上部には、八重芯3発Inside・・親星は下部とは
対象的に暗めの青系。光輝群からは、金銀の点滅物が、
これでもかとピカピカと海上へ枝垂れ続け、銀花弁千輪が
その上に咲く徹底ぶり。4匹の威力は凄まじかった。

ここ最近、光芒の中でもより見やすく、余韻にも最適という
選択なのか、ちょっと光輝系に偏る傾向は、ヤツ本来の
『ビックリ箱的要素』を無くし、ちょっと残念な気分もします。
DATA
観覧日 2014年 5月 16日(金)
時刻 20:15〜20:45
天候 晴れ
場所 静岡県下田市 下田港
主催者 下田市観光協会 会場地図
公称玉数 ****発
最大号数 20号
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