- 2017年 -
黒船祭 海上花火大会

尺玉 八重芯パステル牡丹 尺玉 時差変色牡丹
みさご島7寸・台船スターマイン/水上扇菊 犬走島尺・みさご島7寸・台船スターマイン/水上扇菊

- 日本煙火芸術協会 特別出品5号玉(5組5発)より -
昇曲導 松島の夜景(新潟煙火工業) 昇朴付 回転リング(野村花火興業)


下田名物「海上スタ−マイン」 specialty Yatsu 2017Version
下田の海上スターマイン『ヤツ』。何と15年間もの歳月に及んだ『封印』を解かれ、最後の1匹が
軍団に回帰・・ついに最強を取り戻した『Y2-5・2017』、その壮大な破壊力は未知数である。

14回目のヤツ・・初観覧の2002年時は『5匹』だったヤツ。アジトである『黄色いの』が5缶揃うと、
その爆圧で周辺ホテルのガラスが割れる・・みたいな事や堤防が揺れるという『武勇伝』も。
確かに『バフっ』って体に来る、あの音圧はあの時がMAXだった様な気もします。

もはや勝負にならない〜昨年そう思った。デジタル記録なのだから、時代の進歩=機材(武器)
を更新・・はできず、だとすると今年は無策。とりあえずヤツ迎撃グッズだけ持参して・・西風に
吹かれて頭も体も冷やしながら『バカさみー(注:静岡弁だが、東部の自分は馴染みが無い)』、
ずーっと絞り値の計算『√2』と、カメラの絞り値とか、ここ数年の記憶を呼び戻し考える。F16の
次はF22で・・18じゃ中間じゃないか・・口に出して言うと、米軍戦闘機オタクっぽいのである(笑)

今年は西風で、ファイナルスターマインの『煙幕』と、本体の流され具合が懸念されますが、
花火の最中も煙りはしますが、吐けもよさそうなので『言い訳ご無用』ですね。ゆるい気分で
戦うのも久々なので・・ファイナルスターマインが始まって『戦闘モードに突入です』

ファイナルスターマインの終了→犬走島の金冠尺玉5/5発目の開花直前に、5つのトーチが点灯、
ヤツが戦闘態勢に入ります。待ち時間は冷静に時限を感じ、ドラム缶爆破と同時に荒ぶるヤツ
を見ながら、作戦をルーティンとしてこなすのみ。鼓動は高鳴りますが、極めて冷静を装う感じで。
ヤツ(No5)の進水作業 海上に佇むヤツ(No4)
それでは今年もバトルスタート!(注:上段『ヤツ』・右から1号 下段『自分』

警備船がトーチ点灯中盤にヤツ5号を横切りセンターへ・・・アリか?って想定外の動きをする
→カウントの事より『軌跡が写るかも』と、一旦シャッターを閉じる(時限間近で血迷ってしまった)

間髪入れずにヤツ1号が吼える!(甘いんだよ君は・・と一蹴)
→タイミングは次のレリーズと同時だった・・・完璧では無くなったので勝利は消え去った。

コンマ何秒かの差で、ヤツ2、ヤツ4・5、そしてセンターがトリの火炎を放射し・・
弱めながらも5匹の放った『爆圧』が体に届く。
→爆圧キタ!とテンションも上がったが、センターのズレは上空延時の狙いかな?とか
意外と冷静に思いながら、ヤツを凝視しルーティンを続ける。


下層・・各所のザラ星に少し掛かる様に、割物中心にサイズ毎に2度位開花
中層・・下層に被るくらいから、キラキラや芯物が出て、その上に中玉クラスが遅れて出現
→低めに集中しているけど、光輝成分が例年より少ないか弱いかもしれない

上層・・跳ねは控え目、やや低空で大玉がボチボチと出現、目視でもコントラストの差が・・
最上段で『八重芯』インサイド、良い出来で花火のサイズもひとまわり大きい(尺玉らしいです)。
→多重芯に反応しないように・・表情だけ繭を上げ極めて冷静に喜びを噛み締める(笑)

ちょっと低めでしたが、玉の大きさによる時差で何度も開花し、花火のサイズアップと共に
豪快な開花(普通に打揚げた位置より低いので)も楽しめ、かつ八重芯Inside。5匹のパワーは、
この作品に厚みをもたらし、時限変化の幅も広がり『見応え』のある作品でした〜☆お見事☆

さて・・モニターに映し出される戦果は・・
ドラムの噴出しはセンターのみ完全で、後は遅れてしまいました。そりゃそーですよね。。
ここを妥協すると、久々の引き分けと言えるのではないでしょうか。ピカピカやキラキラ成分が
少なめ他諸々あり、難易度は
★★★★☆くらいかな?こういう運もあるのですがね。


観覧雑記
5匹のヤツが悠々と下田湾を行く!
初観覧から15年、14回目の黒船祭の海上花火。安定の『晴れ』予報で、
当日は爽やかな晴天・・ですが、風やや強くといったコンディション。

今回のトピックスとしましては、海上スターマイン(俗称ヤツ)が、5台←4台
と1台増えて『往年フルセット』となりました。一方、最大玉が10号←15号と
減寸。その他は、芸協5寸5組を含みここ数年と同様といった内容です。

今年は『気楽にヤツと戯れよう』と、気分も変えて『ハリスの小径』方面の
予定でしたが、ロケハンが不調+風向も怪しい=早々に主会場に直行。
早着となった為、久々に黄色に輝くあのドラム缶の進水式を見物できま
した。そして・・風の噂どおり『5匹のヤツ』を確認し、テンションもアップ☆
進水式のご近所には、ヤツ達とのフォトバトルでもお世話になっている
『小野里師匠』がおり、これを前に師匠と『ヤツ』の話しを出来る・・という、
正にこれを実地教育といいます(笑)と・・二度嬉しい時間となりました。

さてどこで見ようかなぁ・・西の風ですが、主会場の東側へ行くという、
奇行みたいな感じですが、ちょっとだけでも気分を変えようというあがき。
5月にしては肌寒い風に吹かれながら・・長い待ち時間が始まります。

定刻になると『予告なく』いきなり始まる下田スタイルで開幕。とはいっても、
『スターマインが台船』から打たれる清楚な開幕なので・・ゆったりと。
では・・例年と変らない内容なので、打揚場所3箇所の雑感でも少々。。

台船・・芸協5寸5組は『打つ間隔が早すぎ』ですね。重ねて打つ必要が
ある意図も無いかと思うので、前の現象が上空に残っているうちに、次が
開くってのは『もったいない』ですよね。この花火が何なのか?を知らな
ければ、『ポチポチ出て寂しい』となるからかでしょうかね。

みさご島・・メインとなる7寸は、例年通り『多彩な花火』でした。7寸という
所にラインナップの限界がある気もしますが、予想を超える逸品が出たり、
普通っぽい変化菊が実は凄い出来の良玉だったり。主会場に最も近い
ので、もう少し全体量が欲しいけど・・筒場を眺めると納得しちゃいます。

犬走島・・尺玉のみとなりました。今年は『多重芯』が4割と、自分にとって
は嬉しい状態でしたが(以下自主規制)。トレンドの時差変色星とかでも、
楽しませて頂きました。尺五寸は無くなりましたが・・まぁ尺がよければ☆。

海上スターマイン・・5匹に増えたヤツの件は上段に記載

時間的には25分で間が空くこと無く・・といっても、殆どは台船の5寸以下
早打ちですし、ちょっと寂しい感じがする最近の下田なんですが、名物の
海上スターマインと並んで、肝となるプログラムの『芸協玉』を、7寸2発の
6組で・・みさご島ってのはどうでしょう?(目前がメイン会場みたいですし)
DATA
観覧日 2017年 5月 19日(金) 場所 静岡県下田市 下田港
時刻 20:15〜20:40 主催者 下田市観光協会
天候 晴れ 公称玉数 ****発 最大号数 10号
RETURN